ふるさと納税、もう始めてますか?(2021年秋号)

ここ数年でかなり浸透してきた印象のある『ふるさと納税』ですが、皆さまは既に始められていますか?

今回はふるさと納税について、その仕組みやメリットを確認していきたいと思います。12月末が2021年分の締め切りとなりますので、ふるさと納税を検討している方は今のうちに理解を深めておきましょう。

ふるさと納税とは

ふるさと納税は、自分の住んでいる自治体以外の、生まれ育った田舎や応援したい市区町村を自由に選んで寄付をすることにより、自身の所得税や住民税が控除・還付される仕組みとなっています。

また、それぞれの自治体が独自の「返礼品」を用意しており、お米やお酒、肉類など飲食物に人気がありますが、他には旅行・宿泊や、滝打ち修行などの少し変わった体験・サービスもあるようです。

どんなメリットがあるの?

自分の応援したい自治体を選んで税金を納められるのが一つのメリットですが、実際には多くの方が「返礼品」を受け取るためにふるさと納税をされています。

先ほど様々な「返礼品」があるとお伝えしましたが、各種ポータルサイト(ふるさと納税に特化したインターネットのページ)では、全国の自治体から、カテゴリーや金額別に簡単に「返礼品」の検索ができますので一度試してみてはいかがでしょうか?

注意点はある?

ふるさと納税(寄付)自体は、いくらでも可能ですが個人の所得や家族構成などによって、控除される上限金額が決まっています。各種ポータルサイトなどでは、かんたんに控除上限額についてシミュレーションを行うことができますので事前に確認しておきましょう。

また、ふるさと納税ではご自身で確定申告を行うか、確定申告不要の「ワンストップ特例制度」を使うことも出来ます。ただし「ワンストップ特例制度」を利用するには、1年間での寄付先が5自治体以内であることなどいくつかの条件がありますので、確認のうえ手続きを行いましょう。

ふるさと納税は、色々なメリットのあるお得な制度です。注意点を理解したうえで、興味のある方は始めてみましょう。

弊社では、ふるさと納税だけではなく、お金に関しての様々なご相談をお受けしています。ぜひこの機会に、FP個別相談をご検討ください。